ZENJIRO KASAI'S ALLIANCE

【火火火】葛西善二郎同盟【火火火】

I will burn out hot in the worthless life, the last!!!

Comics No.16 魔人の天敵


第134話 雨 【 あめ 】 / 8コマ

…いやいやいや トランペット持ってる黒人みたらジャズ奏者だと思うだろ
予定通りテレビ中継もちゃんと入ってるな
火火火火よかったな おまえ生中継でお茶の間のスターだぜ
…ああ 俺の事なら心配すんな 遠くからリモコン操作するだけだから俺は安全だし
ロープもテープも火にさらすと飴のように溶ける素材だ 火が消える頃には跡形もない …つまり
とりあえずは…1人のイカレポンチのイタズラで済むわけさ
それが犯行予告と気付くのは… もうちょい先だ
…じゃあな くだらない人生最後に熱く燃えつきようぜ
燃え盛る暗闇の中で… 「シックス」はかくのように仰せになった
「人間の脳に刻みこめ」 「自分達を蝕む病気 ( シック ) の恐怖を」
「私の名前を見ただけで…」 「人間全員が吐くようにさせなさい」
「十までしか数えられぬ子供にでもわかるように…」 「私の名前を刻みこめ」と


第135話 雨 【 おおあめ 】 / 2コマ

………
………………


第139話 折 【 おれめ 】 / 19コマ

…よーしかかった 畜生重いな
…まったく 漁師のマネゴトする事になるとは思わなかったぜ
大丈夫か?
えらい目にあったな DR
………………………
ん?
…ッ おいおい 落ちつけよ
…まあまあ 無理すんなって もう折れ目がついてんだ
いやな 「シックス」が記念撮影をしてこいとご所望なんだ つまりは
おまえに次は無いんだよ
警察が早くもこの辺をうろついてんだ 動きだしが予想より全然早い
アホばかりと思っていたが切れる警察 ( ヤツ ) がいるようだな
…となると大変だろ? こんな傷負った奴連れてて… 検問なんて引っかかったらタダじゃすまない
「シックス」は仰せになった 「人間の脳は薄い鉄板のようなものだ」
「一度折れたら…その折れ目はどう伸ばしても消えはしない」
「血族か否かを決定する条件はDNAではない 決して折れない脳の強さだ」
「脳に折れ目がついた時点でもはや人間 私の同種 ( なかま ) たる資格はない」…とな
それじゃ「シックス」 今から処分いたします……よっと
炭に置けねェなあおまえも なんてな火火火火


第140話 父 【 ちち 】 / 3コマ

……で
次はおまえのお出ましか
…まったく ジェニュインも面倒臭ェ奴ばっかりよこしてくれるぜ
だが… ちょっと計画の方も面倒臭くなりそうでな
警察の中に用心しなきゃいけない奴がいるようだ
刑事がえらく増員されててな DRの使ったパソコンまで先に回収されちまった
警察内部の血族に調べさせたが… 増員されたのがこの1ヶ月だそうだ
…つまり 「シックス」が警視庁で…正体を現されたあの日からだ
まだ血族が何をするかもわからない段階から…
「シックス」の危険性を直感で感じ取り まがりなりにも迎撃態勢を整えていやがった
…あーー 場合によっちゃな


第141話 守 【 まもる 】 / 2コマ

…あの野郎 「シックス」にご報告もせずに殺しに行きやがった
血族のメンツは我が強くて扱いづれえや
ま… とりあえず好きにさせとくか
危険人物になりそうな奴は 殺した方がいいには違いねえ


第142話 外 【 がいこう 】 / 4コマ

火ャハハハハハ だせぇ!! あんだけ言っといてしくじったのか!!
ま… とりあえず警察は放っとけ
お前がやる必要は無いさ「テラ」 時期を見て俺がカタをつける
お前の力は警察がいても問題にしねーだろ? だったら本来の仕事に集中しろ


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